揺さぶり千回

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P1050589さて、水面下物件情報の扱いは市場に公開されている物件情報よりも「楽」な事が多いです。様々な駆け引きが少なくて済むということもありますし、スピードも多少ゆとりを持てたりします。そして、取引中・取引後に、ささいなことでの因縁を付けられることもなかったりします(汗)。

そもそも水面下物件情報を伝えてくれるのは、過去に取引がある業者だったり仲間だったりするため、突発的な費用負担が発生した時、信義則に基づいて対応してもらえたりします。こっちはウチが持つから、それはお宅が、もしくは折半等など。

そういう意味では、購入依頼を受けている自分のクライアントに物件紹介する場合、過去に取引経験のある相手(業者)かどうかというのは結構大切です。初めての取引の時には、先方(売主側)も用心深くこちら(我々)を警戒しますが(上記の理由です)、こちらも要確認です。お互いに警戒し合うとは、東京の不動産業界とは面白い世界です。もちろん不動産業界に限った話ではないでしょうが。

そりゃそうです。誰だって面倒くさいトラブルはご免ですよね。

スムーズな取引、そして法律で判断できないような何かがあれば、信義則にのっとってお互いに対応できるような大人な取引相手と商談を進めたいのはお互い様のことです。

とはいえ、揺さぶられること1000回、それは1000本ノックみたいなもんかもしれませんね。

とま、修行が続きます。

あまり揺さぶらないで欲しいものですが、公開市場の取引、それはそれで楽しかったりします。