「中元さん、●●の中古マンションってどう思う?」
とは、10年来お付き合いのある某クライアントからのメールでのご相談。
を頂いたのが、ちょうど先週のこと。
定年退職も間近になられる時期のため、ご本人も、融資組めるのかね~なんて現金購入も視野に入れていたご様子。
資産形成の為にと、アパートやマンションを購入して頂いたこともあれば、奥様ご実家の相続手続きからの売却お手伝いなど、ありがたいことに何かあればご相談頂けるようなお客様で、10年前だったか社用車で不動産現地ご案内の際に後部座席を案内しても「いいよ別に(笑)」と助手席に乗り込まれるような方だったのが懐かしく。
昨日、私の携帯へ着信が、、、てっきり先週ご相談頂いた中古マンションの事だと思ったものの、なぜか電話口からは奥様の声が。
残念ながら突然の訃報。
まずはお悔やみ申し上げます。
そして、大変な時期にも関わらず私にお電話頂いた大きな理由としては奥様やご家族が恐らく理解し切れていない可能性のある事業用不動産の状況整理と、今後の手続きを知りたいご様子。
ご主人の携帯に私の携帯番号が登録されており、そこから私宛にご連絡頂けたようでした。
お手伝いできることはしっかりとやらせて頂きます。
まず、ご所有頂いている全物件の融資は某金融機関からだったため、念のため金融機関への団体信用生命保険への加入の確認を。団体信用生命保険とは被保険者が亡くなった場合等に、その時点で残っているローン分の生命保険金が支払われるというもの。
この団体信用生命保険、加入が必須の金融機関もあれば、任意もあったりします。相続対策上、あえて借入を残すことで相続税を圧縮させることもありますし、加入せずに別途生命保険で加入した方がトータルで割安になることもあり(私は現在このパターン)、必ずしも皆さんに加入して頂くものでもなく。
今回は、全物件ご加入頂いていました。
不本意ではありますが、ご家族には返済のない状態での事業用不動産を引き継いで頂くことになりますので、家賃収入が少しでも今後の生活の糧になってくれることを願います。
さて、人生何が起こるか分からないもの。
将来と万が一に備えた準備を不動産活用でしつつも、有限の時間を有意義に楽しく過ごしたいものですね。。。修行が続きます。
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