某投資用新築ワンルーム販売会社から中古の区分マンションが市場に販売中。新築分譲時には自社のグループ会社である管理会社がサブリース契約で借上げするわけですが、逆にそこに任せるのが条件となります。ただ、中古物件でこの管理会社だと某金融機関は融資NG。
理由?
会社の品格も問われるようで(汗)。
さて、「この値段で売れると思ってるのかなぁ・・・」なんて冷ややかに図面を眺めていると、
「現行賃料 135,000円」
なるほど、問い合わせしてみると、135,000円の賃料で借上げしてくれている様子。
ということは、入居者への貸し出し賃料の90%を保証しているとすると、貸出賃料が150,000円であれば、サブリース会社の利益は「150,000円-135,000円=15,000円/月」というところ。
150,000円かぁ・・・・どうみても相場の賃料より高めでの借り上げで、いつまでこの賃料で借上げ継続できるんだろうという賃料。とはいえ、親会社が投資用として販売しやすいように貢献しなければなりませんから仕方のないところなのでしょう。
通常、オーナーチェンジの場合、サブリース契約の場合には管理解除には簡単に応じてくれませんし、サブリース会社側も応じる必要がなかったりしますが、なんと図面を見ていると、「解除可能」とのこと。
・・・??
ただ、解除後の賃料も「135,000円」。
サブリース会社、儲かってないじゃん(汗)。
利益は全て分譲価格にオン、というわけで。
投資用新築ワンルームマンション、できれば買う前にご相談くださいね・・・。
ブログランキング参戦中!
ランキング、じわじわ上昇中。