海賊?

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「海賊と呼ばれた男」。
ちょっとずつ、上下巻600ページほど読み切りました。
出光興産の創業者社長の人生を題材とした経済小説で、(ほぼ?)史実に
基づいて、石油会社である出光興産を通しての視点から、戦前戦後の世界
経済と日本の状況が描かれています。
いやぁ、登場する日本人達が熱い。会社のため、それ以上に国のため、み
たいな感じで。それはそれは、いじめられるわけです。既得権益側から。
官僚とグルで自社にとっては不利に働くよう法整備されたり、業界のメジ
ャー団体から世界規模での圧力をかけられたりと。
歴史はまんま鵜呑みにはできませんが、色々と勉強になりました。
勉強、何が?
いや、いまは恵まれてるなってことが改めて。
いつの時代も、そこに胡坐をかいていては危険だなということも。
修行が続きます。