横浜と新横浜、夜景はお互い見えたりして。田舎にいた頃は、「横浜」というのは全て「みなとみらい」のイメージでしたが、そんなわけはなく。
さて、「所有している築15年のアパートを売却したい」とのご相談。立地良し、間取り良し、残債残りわずかにも関わらず。
「なぜ?」と理由を聞いてみると、資産の組み換えをして、生活資金を捻出したいとのこと。
でも、そのアパートの資金調達は国民生活金融公庫。金利は比較的低いものの、返済期間が短く、K%に至っては軽く数十パーセントを超えていて。
これではキャッシュフローも残らないですよね、という話。しかも、アパートを売却して残る手取り現金を他の不動産で運用したとしても、事情があってレバレッジを掛けられないためキャッシュフローは今と変わらないという試算に。あとしばらく返済頑張れば残債もなくなりますが、事態は待ったなしというわけで。
つまり問題は、今の資金調達条件が変われば良い話ということで、借換えの方針に。
借換えが実現できれば、キャッシュフローで数百万変わってきますので。当初から目的としていた収益は確保できる試算となります。
売却の仕事はなくなり、比較すると報酬は少額になりましたが、最もクライアントのためになる提案はできたかと。そこに私達の存在価値がありますので。もちろん、ここからの実務が大事。
細かくは、週刊住宅新聞の連載記事へ続く。
それでは。