自宅を賃貸に出す前に

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レインボーブリッジ下から

夏ですね。

都会のマンション暮らしでは広い庭でバーベキューとは、ま、行かないもので。

さて、

一般的な個人投資家の皆様が、不動産の購入を進めて資産を拡大させていく場合、どの金融機関から順番に資金調達をしていくかということは結構大切です。とはいいつつ、アパートローン融資に積極的な金融機関というのは限られていますから、基本的にはアノ金融機関からコノ金融機関を活用して等というセオリーはあるわけです。

そして、資産を拡大させて行くに伴い借入も膨らんでいくと、それらアパートローンを調達できるところも限られくるのが現実です。もっとも、そうならないように、「資産の評価額が負債を上回るような不動産を購入することが大切だ」と説く方もいますが、一番大切なのは収益力であり、銀行評価が高いので資産に組み入れるというのは、本末転倒かと思います。少し話が逸れましたが、要は借入が膨らんでいったとしても、「共同担保さえあれば融資しますよ」的なノンバンクもあったりするわけです。

その共同担保で一番活用できるのが(借入額を伸ばし易い)自宅です。

ただこの自宅、読んで字のごとく「自分の居宅」であり、賃貸に出した自宅はあくまでも「貸家」もしくは「貸マンション」ということで、評価額(借入可能額)もキビシメに。

どうも、お金を貸す方からすると、「自宅を押さえておけば一生懸命返済してくれるだろう」「取りっぱぐれはないだろう」という考え方になるようです。

何かしらの理由で自宅を賃貸に出す場合、もし上記のノンバンクを活用する予定がある方は、引っ越す前に共同担保として活用しておく必要がありそうです。